2011年05月27日

INAX・SUMAIセミナー5月『住まいづくり体験談〜建て主に聞く!建築家とのすまいづくり』セミナー報告

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INAX GINZA・SUMAIセミナー5月「住まいづくり体験談〜建て主に聞く!建築家との住まいづくり」のセミナー報告
SUMAIセミナーPart13 第2回 『住まいづくり体験談〜建て主に聞く!建築家との住まいづくり:2011年05月18 日(水) 於: INAX GINZA

今回のSUMAIセミナーは、このセミナーが始まった時から続いています人気のセミナー「住まいづくり体験談〜建て主に聞く!建築家との住まいづくり」です。
このセミナーは、実際に建築家の設計で自宅を建てた建て主さんに出席していただき、設計した建築家と共に家づくりのお話をしていただくセミナーです。
今回も、落合雄二(建築家・U設計室),湯浅剛(建築家・アトリエ六曜舎)と建て主さんの二組に出席いただき、司会&コーディネーター:大川直治(大川建築都市設計研究所)によりセミナーを行いました。

最初は、建て主さんが家を建てようと思った切っ掛けと設計を建築家に依頼しようとした理由、そしてどのように建築家と出会ったかをお話しいただきました。初めのご家族は、希望する家のイメージがご夫婦ともはっきりしていて、土地が決まる前から雑誌やネットで200組くらいの建築家を検討し、イメージに有った建築家を絞り込み、実際に会って決めたとのことでした。その後土地探しにも建築家の意見を聞いて探したとのことで、明快な生活と家のイメージのもと家づくりが始まったとのことでした。

もうお一人は、建築プロデュース会社に依頼し設計コンペの後、建築家を決定した場合でした。
やはり、希望する家のイメージがはっきりしており、そのイメージに近い建築家を選んでコンペを実施したとのことでした。

その後、建築家は建て主さんの要望をどのように受け止め、実際にどのように完成したかを、映像を含めながら建築家自身により説明をしていただきました。
建て主さんの希望を実際に形にしてゆく段階で、多くの住宅を設計している建築家のアイデアを引き出しまとめあげた住まいへとなってゆく姿が見えるようでした。

後半は、建て主さんと建築家との設計の進め方、要望の伝え方やコスト調整などを、実際の家づくりの経過を追って、印象深かったこと中心に話をしていただきました。たまたま二組とも建築やインテリアに関係するお仕事をしており、ご自身の実体験より、口を出すところと任すところをうまく使い分けて行ったとのことで、建築家としてもやり易かった建て主さんだったようです。そして気になる設計料も公開してもらいましたが、建て主さんからは設計料は全然高くなくむしろ安いくらいであったとのコメントでした。。

今回の二組の建て主さんは共に、はっきりした家づくりの希望やイメージを持っており、それを実現する為には建築家との設計が一番と結論づけたとのことでした。また、イメージに合った建築家を適確に選ぶことにより、建て主と建築家との良好な関係を保ちながら建築出来た理想的な事例でした。建築家選びにも多くの精力をかけた結果が、良い結果となったかと思います。

セミナー参加者はあまり多くはなかったですが、楽しく家づくりが出来た事例をご紹介出来、これから家づくりをする方に参考になったかと思います。

来月は6月15日(水)第3回セミナー『トークイベント』 〜 住まいづくりとお金の話 〜
JIA関東甲信越支部住宅部会HP
http://www.jia-kanto.org/members/event/event_m/lecture/bukai20110615.html

住宅部会市民住宅講座WG:大川直治(大川建築都市設計研究所)
posted by 住宅部会 at 12:20| 部会活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月16日

4/30 市民住宅講座2011年前期・「街」について考えよう、住まいと暮らし 第3回■街歩き・住宅編が開催されました!

4月30日。すっきりと晴れた気持ちのよい土曜日に、江戸東京たてもの園にて、市民住宅講座2011年前期・第3回 街歩き・住宅編「日本の住まいと快適な暮らし」が開催されました。

参加者9名と、住宅部会からは、郡山毅氏、寺山実氏、宮島亨氏、湯浅剛氏そして下田の5名、計14名での見学となりました。

最初は、江戸〜明治にかけてつくられた民家(農家)を中心に、当時の日本人の暮らしぶりや、快適に過ごすため工夫、そして間取りや構造など、寺山氏と郡山氏が中心となって、ひとつひとつ実際に見ながら、説明を行いました。ちょうど当日はGW期間ということもあり、囲炉裏に火が入れられており、参加者はより当時の生活をイメージできたのではないでしょうか。

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次は、より現代の住まいのスケールに近い明治時代につくられた「町屋」の原型ともいえる住宅を見学。「仕立屋」という名の通り、店舗併用住宅ですが、その内と外のつながり方には日本人ならでは、日本建築ならではのあいまいさを感じることができます。


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そして大正〜昭和になると、現在の住宅に近い住まいが見られるようになります。
最初は「田園調布の家」 それまでの住まいとは異なり、居間を中心にしたより機能的な動線・配置となっています。
また建築家堀口捨巳による「小出邸」では、海外の流行デザインと日本の伝統的デザインを巧みに折衷した造形が目を引きました。

 

そして最後は昭和に建てられた、前川國男邸。海外の機能的な生活様式を取り入れながらも、日本の伝統的な建築美を意識させます。ダイナミックでありながら繊細な光に満ちた空間に身を置くと、ただただ気持ちのいい時間が過ぎていきます。

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時代ごとに人の生活は変わっていきますが、それでも我々は日本建築のなかに身を置いているのだと強く実感できる街歩きでした。

次回は、6月22日(土) 詳細はこちら

http://www.jia-kanto.org/members/event/event_m/lecture/bukai20100522.html


JIA関東甲信越支部住宅部会HP  http://www.jia-kanto.org/jutaku/

住宅部会:下田仁(下田設計)

 
posted by 住宅部会 at 22:26| JIA市民住宅講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする