2010年05月13日

「早春の山梨セミナーとバス散策会」レポート

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4月15日、アメリカ広葉樹輸出協会主催、住宅部会共催の「早春の山梨セミナーとバス散策会」がおこなわれました。

新宿よりバスで一路、小淵沢のリゾナーレに午後着き、13時半からセミナーを始めました。環境問題が叫ばれる中、海外と日本の木材及び森林保護に対する考え方が話され、木材の伐採のサイクルを守りつつ貴重な森林資源を作っていく事を改めて確認しました。アメリカ側からのJohn Brown氏、Tullio Inglese氏スライドを見るにつけ、日本側からの児野氏作品と共通する所が多くありました。又、長野の片倉氏、山梨の網野氏の話も古い民家の改修事例など興味深いものでした。
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リゾナーレの露天風呂、教会(クラインダイサム氏)を見つつ、翌日は、山梨の網野氏から紹介のあった民家見学よりスタートし、次に中村キース・ヘリング美術館(北川原温氏)へ。ダイナミックな空間が林の中にある感覚を実感し、横にあるスパを特別に見せて頂いた。この小さな施設には色々な仕掛けがあり、今回参加されなかった方は見る(体験する)価値があると思います。

そこから茅野の藤森氏の神長官守矢資料館と空中の茶室を見学へ。私は今回で三回目の訪問ですが、いつ行っても新しい発見があります。六年位前に行った時は、藤森氏のお父様が館長をしていて、「いつも息子がお世話になっています。」と深々と頭を下げられたのを覚えています。もちろん、伺った我々建築家5〜6名で、藤森氏にお会いした事がある者は誰一人なかったのですが・・・午後は清春白樺美術館(谷口吉生)へ。最近よくある巨大美術館の空虚さがない住宅スケールのすごく落ち着く建物で、これでいいのだという気がしました。

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午前中に見学した村野氏が設計した美術館は、私が15年位前に近くで別荘を設計していた際に帰りによく立寄って見ていて、その頃は林の中のグレーな建物で人もいず、私が行くと、レース内照明を順次付けてくれるという雰囲気で、とても幻想的でした。また、一年前に行った時は、メンテナンスが悪くレースもシミだらけで町が募金活動をしていました。今回見て、レースは貼りかえられ良くなっていて安心しました。その他、梅原龍三郎アトリエ(吉田五十八)、白樺図書館(佐々木喬)などを見て、夕方新宿に帰りました。二日間でしたが、セミナーあり見学ありで充実した日程でした。

今回の担当の方、アメリカ広葉樹輸出協会の方、本当にありがとうございました。

(記)住宅部会会員:三澤 護


posted by 住宅部会 at 22:30| セミナー・シンポジウム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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