2010年12月01日

街歩き「路地と下町の暮らし」(谷中・根津・千駄木)

JIA市民住宅講座-2010年後期・第一回街歩き「路地と下町の暮らし」(谷中・根津・千駄木)が11月27日開催されました。当日は運良く晴れたこともあって、15人の申込者全員に御参加頂くことになりました。住宅部会からは、郡山・寺山・宮島・湯浅の市民講座WG主査メンバーと、鈴木部会長、郡山副部会長とスタッフの佐藤さん、そして谷根千を熟知する地元の半谷氏が参加しました。

集合場所のJR日暮里駅を1時にスタートし、結構な賑わいを見せる「谷中銀座」を通って、やがて静かな路地へと進みます。岡倉天心記念公園から蛍坂を上がると、谷中防災広場越しに土地の低い千駄木方面を見渡せる景色の良い場所がありました。谷中が尾根で千駄木方面が谷となっていること、斜面には部分的に貴重な緑が保存されていることなどが、ここからだとよくわかります。

観音寺の築地土塀を通り、やがて三崎坂から少し入ったところに、緑豊かな坪庭付きの古い長屋があります。路地と相まってひじょうに魅力的な空間となっていました。防火や耐震上の問題はありますが、「住みたい」と思わせるコミュニティーがそこには存在しているように感じます。

お店が集まる上野桜木町から言門通りを少し歩いて、再びお寺が点在する谷中の中心部に戻り、ヒマラヤ杉の大木が目印のみかどパンを経由し、谷中一丁目の路地をくるくる。玉林寺の境内を迂回し、三浦坂を上がって、大名時計博物館の前を抜け、あかじ坂を下って根津の町中にはいったところで、半谷氏がリフォーム設計で関われた「ギャラリー根津七弥」を特別に見学させて頂きました。その後、区境となる「ヘビ道」(元は藍染川という川だったところを暗渠にしてできた道路)をクネクネ北上し、千駄木の駅の近くまできたところで、ちょうど4時となって、街歩きは終了。休憩もなく歩き続けると、さすがに皆さん少しお疲れのようでしたが、面白かったという感想もいただけたので、まずは成功と言えるでしょうか。

説明はやや少なめでしたが、まずは「路地」を実際に歩いてみて、道幅の違いによって(つまり車が通れることが良いかどうかも含め)そこに住む人々の暮らしがどう違うのか、また隣家との距離感、コミュニティーのあり方など、参加者それぞれが何かを感じ取って帰ってもらえれば、それがまずは大事なことなのかなと思います。

谷根千はやはり魅力のある下町です。是非、皆さんも街歩きを楽しんでみて下さい。

次回の街歩きは2/26(土)です。行き先が少し変更になるかもしれません。決まり次第、HPにアップする予定です。

 

 街歩き1.JPG

岡倉天心記念公園

 

 街歩き2.jpg

坪庭のある長屋

 

 街歩き3.jpg

路地を歩く参加者

 

JIA関東甲信越支部住宅部会HP  http://www.jia-kanto.org/jutaku/

住宅部会・市民住宅講座主査:湯浅剛(アトリエ六曜舎)



posted by 住宅部会 at 22:49| JIA市民住宅講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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