2011年11月13日

LIXIL:GINZA SUMAIセミナー 第2回(11月)セミナー報告

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LIXIL:GINZA SUMAIセミナー Part14
第二回 トークイベント「私たちが震災から学ぶこと」報告

2011年11月9日(水)18:15~20:00 LIXIL:GINZA
講師・建築家:大川直治(大川建築都市設計研究所)、湯浅剛(アトリエ六曜舎)進行役プランツスタイリスト:井出綾(ブケ ド ソレイユ)のメンバーにて、トークイベントのセミナーを開催しました。

今回は「私たちが震災から学ぶこと」という大きなテーマを、住む、暮らす、という視点を大切に、家の役割を改めて考えて行こうという事で進めていきました。
進行役の住まい手代表、井出が以前より思っていた事、震災以降より考える事となった事項を、「家」づくりや「町」づくりの事例を通して二人の建築家からの提案を頂きました。

大まかな内容は

1. 家族の絆やコミュニケーションの大切さ。家、街へとつながる「コミュニティー」の重要性を考える。

  *家族の気配が感じられる家づくり
  *プライバシーも持ちながら顔を合わせる導線
  *外に向かって閉じすぎない
  * 樹木や草花などの緑の効用

  などを、家づくり、街づくりに生かすことで、核家族化した現代にコミュニケーションの機会を作っていくことが出来るということ。

2. エコロジーと「暮らし」の意識について。ソフト面とハード面から出来ることはなにか。

  * 電力問題が大きな問題であるが、根本を考えることが大切
  * 箱(建物)の質を高めることで長く住める家を作る
  * パッシブな家づくりで、自然の力を最大利用する家を作る
  * 住まい手が無理なく楽しめるエコの意識を持つこと
  などから、太陽光発電などのアクティブなエコと自然素材を生かすパッシブなエコをバランス良く考えることを提案。

3. 家づくりに参加する=自分の家を良く知ること、という原点。

  * 耐震面、安全な場所、などの確認の必要性

以上の大きな3つのくくりから、実例を拝見しながらお話し頂きました。

これらは、震災と離れた所でも、普遍的に考え、取り組んでいくべき本来の「暮らし」というものであると言うことを、震災、そして今回のセミナーを通して改めて考えました。個人的には、「パッシブ」という考え方にとても共感を得、人も自然の一つであることを忘れてはいけないと深く思いました。そして、家は私たちにとってかけがえのない「住処」であり、愛されるものであることが、忘れてはならない事であると再認識しました。

質疑応答では、テーマから、実質面の話を聞きにいらした方もいましたが、次回のセミナーでその内容に入っていく、導入になったかと思います。

愛着のある家づくりを皆さんが出来ますように。

2011年11/9 トークイベントを終えて  井出 綾

●次回は12月14日(水)18:15〜 第3回「今こそ問われる住まいの安全〜家ってなんだろう〜」が開催されます。
http://www.jia-kanto.org/members/event/event_m/lecture/bukai20110928.html


JIA関東甲信越支部住宅部会HP  http://www.jia-kanto.org/jutaku/


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