2014年11月21日

SUMAIセミナー PART20 第2回(11月15日)報告

lixil20141115-1.jpg lixil20141115-2.jpg

SUMAI セミナーPART20 第2回(11月15日)報告

LIXIL・SUMAIセミナー 11月15日(土)13:00〜15:00

「快適な暖房とは・・・?」

 〜少ないエネルギーで賢く暖房を使おう〜  於:LIXILショールーム東京


コーディネーター:寺山 実(寺山建築工房)

講  師    :郡山貞子(郡山建築設計事務所) 講師:米田雅夫(米田設計)


セミナー報告 20141119

 今回のセミナーのテーマである「快適な暖房とは・・・・?」は抽象的な表現です。今まで日本の隙間風のある住宅に住んでいた方が「省エネ基準」による断熱性の良い住宅に引っ越しただけで、「快適な暖房」と思われるでしょう。私たちはより快適な「ヒートショックのない住まい」「どこも同じ暖かさによる行動のバリアフリー化」「心地よい暖かさ」「柔らかい暖かさ」など様々な視点の快適な暖かさについて考えています。「快適な暖房」は体感をしながら話を聞いていただくことが一番良いのですが、セミナー会場では体感が出来ません。まずは「熱の基本的なこと」と「快適な暖かさを理解するための視点となる言葉」について理解を深めていただけたらと思います。今回のセミナーはコーディネーターと講師のお��!

�人に「快適な暖房とは・・・・?」について様々な視点から話し合いをしていただき、途中で質問を受けながら受講者の方々の理解が深まることを目指しました。

 最初に、コーディナーターから「太陽からの光のエネルギーと暖かさについて」「熱の伝達:放射(輻射)、対流、伝導」「体感温度は単に室内の空気温度だけではなく、壁、床、天井からの輻射が大きく関係している」について、郡山講師からは「輻射式暖房の快適さについて:快適な温度と湿度、気候を理解するためのクリモグラフ、蓄熱と常時暖房」について、米田講師からは「対流式暖房を輻射暖房的に使う:高断熱と気密、空気の流れと換気、壁掛けエアコンと間欠暖房」について話をしていただきました。お二人の話の合間にコーディナーターからの質問として、郡山講師へ「蓄熱にはどのようなものがありますか?相対湿度と絶対湿度と室温との関係は?常時暖房と間欠暖房とは?」について、米田講師へ「輻射暖��!

�の隙間風対策はどのようにすると良いですか?どのような換気が理想的ですか?壁掛けエアコンを輻射暖房的に使う注意点は?」などについて伺いました。

 また、「少ないエネルギーで賢く暖房を使おう!」のテーマに答えるために、「H25改正省エネ基準:一次エネルギー消費量、外壁の平均熱貫流率、夏季の日射取得率」について各講師より説明をしていただき、壁掛エアコンのエネルギー効率の指標である「APF」と「カタログ値の読み方と選び方」について米田講師より説明を受けました。受講者の方々からも「断熱されていないコンクリートの住宅ではどのように断熱をしたらよいか?」「エアコンを輻射的に使う方式して床下にエアコンからの空気を流す方式があります。他にどのような方式があるのでしょうか?」など他にも幾つか質問があり、活発な意見交換を通して、少々難しい単語もありましたが、「快適な暖房」について理解を深めていただけたと思います。

 まとめとしては「空気を動かして暖房をするのではなく、光と同じ速度で動く輻射で暖房すると快適な暖かさになる。」「人を暖めるのではなく、建物を暖めることで輻射による快適な暖房になる。」です。受講者の方々へ「心地よい快適な暖房」をお伝えできたのではないかと思います。




来月は12月20日(土)第3回セミナー「猫と一緒に暮らそう 〜人と猫が気持ちよく暮らせる住まいの工夫〜」です。




http://www.jia-kanto.org/jutaku/JIA関東甲信越支部住宅部会HP



住宅部会市民住宅講座WG:寺山 実(寺山建築工房)


posted by 住宅部会 at 19:50| 部会活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。