2015年01月23日

SUMAIセミナー PART20 第4回(12月17日)報告

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SUMAI セミナーPART20 第4回(1月17日)報告

LIXIL・SUMAIセミナー 1月17日(土)13:00〜15:00
「現代の土の家を考える」
 〜土壁を見直そう〜  於:LIXILショールーム東京

コーディネーター:遠野未来(遠野未来建築設計)
講  師 :金田正夫(無垢理) 講師:伊藤寛(伊藤寛アトリエ)


 講師をしていただいた金田さん、伊藤さんにそれぞれ「地球環境・温熱」、「美しさ、心地よさ」という立場から土の家のお話をしていただきました。それぞれ非常に深い内容で、ご参加された方は土の家の無限の可能性を感じられたことと思います。
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・金田正夫さん 
 全国の民家や蔵を周り温熱データを収集し、研究。それを土壁、置屋根など現代の住宅として活かす試み。日本の先人の知恵を後世に残すという思いに執念を感じました。金田さんの研究は今後の日本の土の家を考える上で欠かせないものになるでしょう。 
 強調されていたのは、省資源・手仕事の暮らし方とともに冬の陽だまりの暖かさの考えを活かした土壁の家。空気温度ではなく、土壁の蓄熱による輻射熱をもっと活かせると、土の家が更に広がると期待します。
・伊藤寛さん
 建築家として空間の美しいプロポーションの追求。そしてその骨格を彩る土の壁の光と影による美しさ。それが人間にとって居心地の良い場をつくること。
 土壁はハイコストでもローコストでもできる。特にローコストの時の不要な壁や建具を削ぎ落した空間の力強さに感銘を受けました。
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 お二人共土の家づくりを通した建築家としての思いと気迫が十分伝わる内容で、感銘を受けました。その上で自分がやっている「巣」のようなお二人と全く異なる表現も土にも可能。土の建築の幅広さと可能性を改めて感じました。
 今後は土の家づくりの第一人者 建築家の高橋昌巳さん、小舞土壁研究者の山田宮土理さん方ともご一緒し、更に現代の土の家を設計者、研究者だけでなく学生さん、これから家づくりをされる方にアピールする機会をつくっていきたいと思います。


来月は2月21日(土)第5回セミナー「建築家と考える窓との暮らし 〜あなたなら窓をどうデザインしますか?〜」です。
http://www.jia-kanto.org/members/event/event_m/lecture/bukai20150221.html

http://www.jia-kanto.org/jutaku/JIA関東甲信越支部住宅部会HP


住宅部会市民住宅講座WG:遠野 未来(遠野未来建築設計)
posted by 住宅部会 at 10:05| 部会活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする