2010年09月01日

INAX・SUMAIセミナー「柔軟な発想で考える住まいづくり」のセミナー報告

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第5回セミナー「柔軟な発想で考える住まいづくり」の報告−もっと自由に考えるオリジナルな住まい−
2010年8月18日(水)18:30〜20:30 於 INAX:GINZA 8階セミナールーム

講師:小林真人(小林真人建築アトリエ)宮島亨(V建築設計室)、コーディネーター:近藤昇(近藤総合計画事務所)でセミナーを開催しました。

まず近藤から今回初めての参加者を確認しましたが約3割の方が初参加でした。その為にJIAや住宅部会の説明を行い、その後「柔軟な発想で考える住まいづくり」についての考え方の解説を行いました。柔軟の反対で画一的な発想と言うところから「LDK」についての歴史や時代性を解説しました。

その上で小林さんに前半のセミナーを解説していただきました。小林さんは同じ平面であっても開口部や天井等で3次元や4次元になると全く違う空間になることをシュミレーションしながら解説しました。その後、実例でスキップフロアー住宅の空間解説をしました。 

前半終了後に小林、宮島、近藤で掘下げの解説を行いましたが、同時に参加者からの質問を受けての解説も行いました。これは前シリーズよりも開催時間が少なくなっていますので、質疑時間を省略しようと考えました。後半は宮島さんが世界中の地域から特色ある住形態を解説しました。そこには居間、食堂、厨房、浴室等の機能が無くても住まいが成り立つ、又、住まう人間行動の原点を解説しました。実例としてスキップフロアーの自宅と難波さんの箱の住居シリーズを解説しました。狭い空間でも考え方により違った住まい方を創り出すことが出来る話であったと思います。後半終了後も3人で掘下げの解説を行いました。

今回は31名の事前申込みと当日参加の6名を合わせた37名が申込み者となり、参加者は27名で新シリーズの水曜開催では最大の参加者となりました。7月のセミナー視察時ではPart10までは夫婦や子供連れの参加者が見られましたが、水曜日の夜開催の為にその様な方がいませんでした。会社帰りのサラリーマンが主体でしたのでセミナーの方法を聞き込み方に変えようと考えました。しかし今回では夫婦の申込みも見受けられました。参加者の方々は真剣にメモを取る方、話を納得しながら大きくうなずく方など色々でしたが皆さん解説終了後に拍手などをしていました。

アンケートの内容を見ますと「もっと実例が見たかった」等がありましたが、これは小林さんが用意してきた画像がシステム上、見せられなかったことが原因になります。しかし相対的には好評な意見でした。

次回は9月15日(水)第6回セミナー「自分らしい住まいの環境配慮」が開催されます。
http://www.jia-kanto.org/members/event/event_m/lecture/ooiaeyyssyepart11-ae6oyyssye-oeethiacuiu.html

JIA関東甲信越支部住宅部会HP  http://www.jia-kanto.org/jutaku/
住宅部会市民住宅講座WG:近藤 昇(近藤総合計画事務所)
posted by 住宅部会 at 17:32| SUMAIセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月07日

JIA市民住宅講座7月「快適な住まいづくりにむけて」報告

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7月28日(水)に「快適な住まいづくりにむけて」というテーマで建築家会館にてJIA市民住宅講座が開かれました。コーディネーターが高木恒英(株式会社インターセクション)、講師が林秀司(有限会社アトリエ塊)と中澤克秀(中澤建築設計事務所)です。一般の参加者が4名と少人数でしたが、JIA市民住宅講座は熱心な方が参加するので、真剣に話しを聞いてくれて質問も活発に出ました。

講師はそれぞれ事例をふたつ用意し、林氏は夫婦の為の小さな住宅と吹き抜け空間をうまく使った住宅で、光をテーマに快適な暮らしを実現した手法を紹介しました。

私中澤は、風をテーマに敷地内に流れる風の道を読み取って活かした事例を紹介しました。ひとつは縁の下から中庭に吹き込む自然通風の家、もうひとつは道路よりの配置で、道路から流れる風を取り込み吹き抜けを通して2階に流す家です。またその窓に緑のカーテンを設置して外風を涼しくする説明をしました。

設備に頼らない自然力を使っての光と風の使い分け次第で、快適な住まいづくりが出来ることを感じていただけたら、幸いです。

次回は8月25日(水)第5回 「環境に配慮した住まい−本当のエコ住宅とは?」が開催されます。
http://www.jia-kanto.org/members/event/online/bukai20100825.html

JIA関東甲信越支部住宅部会HP  http://www.jia-kanto.org/jutaku/
住宅部会市民住宅講座WG:中澤克秀(中澤建築設計事務所)
posted by 住宅部会 at 09:17| JIA市民住宅講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月05日

INAX・SUMAIセミナー第4回「情報に振り回されない住まいづくり 〜建主力をつける〜 」

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2010年 SUMAIセミナー −建築家と考えるこだわりの住まいづくりPart11−
「第4回 情報に振り回されない住まいづくり 〜建主力をつける〜 」 
  2010年7月21日(水)18:30〜20:30  於INAX:GINZA

講師:寺山実(寺山実建築工房)、庫川尚益(くらかわプラニング設計)、コーディネーター:湯浅剛(アトリエ六曜舎)で、セミナーを行いました。

インターネットの普及などにより、住宅に関してもさまざまな情報が飛び交う昨今、住まいづくりをはじめる建主にも、本質をとらえる判断力が不可欠となっています。そこで、今回のセミナーでは、建主の役割や責任、建築家との絆などを中心に話を進めました。

まずは私、湯浅から、建築家協会や住宅部会の紹介、そしてセミナー内容のガイダンスを行いました。次に寺山氏が、住宅に関わるさまざまな情報の種類(インターネット/書籍/ショールーム/現場)について、そしてそれぞれの長所・短所、危うさについて、また情報を知る事、と判断する事の違いや、情報の整理とバランス感覚の重要性について、事例も少し交えながら説明を行いました。最後に、庫川氏が、建築家との協同作業によって「楽しい住まいづくり」を実践するということをテーマに、捨てる情報と拾う情報について、また建主と建築家が、それぞれ提示すべき情報とは何かについて、説明されました。そして建主の社会的責任という立場において、住宅から街並としての環境について考えることも大切だというお話に至りました。

家づくりを成功させるためには、性能や技術的な情報の蓄積をしてもあまり意味がなく、建主自身が理想とする「暮らし」とは何か、をまず考える事が大切であるということ。そして何より自分たちの考え方をしっかり把握して実現してくれる、信頼できる依頼先を見つけることが、最も重要なことなのではないか、というまとめでセミナーは終了いたしました。
 少し難しい内容のセミナーとなったように感じましたが、受講生の皆さんは、とても真面目に最後まで耳を傾けていらっしゃっいました。   
住宅部会市民講座WG:湯浅剛(アトリエ六曜舎)

●次回は8月18日(水)18:30〜 第5回「柔軟な発想で考える住まいづくり〜もっと自由に考えるオリジナルな住まい」が開催されます。
http://www.jia-kanto.org/members/event/event_m/lecture/bukai20100818.html
posted by 住宅部会 at 17:03| SUMAIセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月23日

建築家と考える住まいづくり2010 第4回(7月)セミナー報告

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2010年度OZONEセミナー報告「建築家と考える住まいづくり」「快適な我が家実現のためのケーススタディ」
第4回セミナー「私にとって豊かな住まいとは?〜自由な間取りの家を考える」
2010年7月17日(土) 11:00〜12:30 於 新宿OZONE


今回、8名も参加があり、全員OZONEのHPからの参加です。講師として、児野孝治氏(児野建築研究室)と遠野未来氏(遠野未来建築事務所)にお願いして、15分ずつ自由なプランと自然素材について話してもらいました。それぞれ、似ているようでもあり、違うようでもある、建築家の話は固くなりすぎず良かったです。

今日の目玉はその後のワークショップです。仮想の敷地を渡して約30位の間に実際手を動かしてもらい、三人の建築家がその間を廻って色々聞いたり指導するのは、身近に建築家と触合えるいい機会だと思いました。私としても、初めての経験でどうなることかと思いましたが、アンケートにもあるように、“今日のセミナーは、リアルにしみ込むように響いてきた。”との感想もある。予想を超えて、たいへん好評でした。

今後もこのような機会を多く作って、もっと身近に触合えるセミナーにしていきたいと思いました。

次回は8月21日(土)に、第5回セミナー「みんなで一緒に住むことを考えよう〜快適な二世帯・多世帯住宅」が開催されます。
http://www.jia-kanto.org/members/event/event_m/lecture/bukai20100821.html


JIA関東甲信越支部住宅部会HP  http://www.jia-kanto.org/jutaku/
住宅部会市民住宅講座WG:三澤 護(株式会社建楽設計)
posted by 住宅部会 at 15:22| 建築家と考える住まいづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月28日

INAX・SUMAIセミナーPart11「第3回 トークイベント〜住まいづくり、はじめの一歩〜」セミナー報告

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2010年 SUMAIセミナー −建築家と考えるこだわりの住まいづくりPart11−
「第3回 トークイベント〜住まいづくり、はじめの一歩〜」 

2010年6月16日(水)18:30〜20:30  於INAX:GINZA

講師:大川直治(大川建築都市設計事務所)、郡山貞子(郡山建築設計事務所)、聞き手:三浦真紀(フリーライター)で、セミナーを開催しました。

今回は趣向を変え、建築の専門家ではない私・三浦が聞き手となり、「家づくり」にまつわる素朴な疑問を、素人目線で建築家に投げかけるという、トークイベント形式で行いました。当日はまず、家づくりがどのように行われるのか、どのようなところにポイントをおいて設計していくのかを知っていただくため、建築家のおふたりに事例を用いて解説してもらいました。
郡山さんはプランの変遷も見せてくれました。建築家に依頼する場合、ともすると「建築家の感性を押しつけられそう」「奇抜な家になりそう」といったイメージを持たれる方もいると思うのですが、あくまでも家族の暮らし方や考え方、好みなどを汲み取ったうえで建築家が提案し、その家庭ならではの “オンリーワンの住まい”になることが伝えられたのではないかと思います。

事例紹介後は、建築家(依頼先)との出会い方や選ぶポイント、建て主としてすべきこと、逆にしなくてもよいこと、気になるお金の話などを質問し、おふたりに答えていただきました。先に事例を紹介したことで、「たとえば、先ほどのプランの場合は○○○でした」など具体例を交えながら回答でき、これは参加者の方にとってもイメージが浮かびやすくてよかったのではないかと思います。また、当日の参加者は15名ほどで、質問も積極的にしていただきました。とくにお金にまつわる質問が多く、「坪単価」と「ローコスト住宅」についても解説しました。
建て主としてすべきことについては、大川さんは、「家づくりのための準備や勉強というと、建て主の方は建築の知識を身につけようとしがちですが、知識ばかりでなく、たとえばさまざまな建築物や空間を体験して“見極める目”を養ってほしい」と語りました。そしてもうひとつ建て主の大きな役割が、自分に合う建築家(依頼先)を探すで、「依頼先選びにはじっくり時間をかけてほしい」と、大川さん。


家づくりのはじめの一歩ともいえる依頼先探しは、実はとても難しい作業だと思います。とくに建築家に依頼する場合、出会いの場も限られていますし、我が家に本当に合う建築家と巡り会うためには時間がかかりそうです。でも、これから家を建てる皆さんにはぜひそこに労力を注いでもらい良い出会いをしていただきたいと願うと同時に、建て主と建築家との出会いの場、出会いやすい環境が、もっともっと広がってほしいなと思います。

フリーライター 三浦真紀●次回は7月21日(水)18:30〜 第4回「情報に振り回されない住まいづくり〜建主力をつける〜」が開催されます。http://www.jia-kanto.org/members/event/event_m/lecture/bukai20100721.html
posted by 住宅部会 at 15:38| SUMAIセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

建築家と考える住まいづくり2010 第3回(6月)セミナー報告

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OZONEセミナー報告「私のとって豊かな住まいとは?〜居心地の良い場所づくり」
2010年6月19日(土)於:新宿OZONE 

「私にとって豊かな住まいとは?〜居心地の良い場所づくり」と題して児野 孝治(児野建築研究室)によりセミナーを行ないました。梅雨の晴れ間の土曜日の午前11時から2時間、9名の方々が受講されました。今回は、ワークショップを行い、参加された方々に手を動かして戴きました。

始めに、大川氏よりJIA及び関東甲信越支部住宅部会のOZONEセミナーについての説明がありました。続いてセミナーに入りました。最初に、予め配布しておいた、9mmグリッドが書かれたA3の紙に受講者が現在住んでいる、住まいの平面図を書いてもらいました。平素住んでいる住まいの間取りを、なかなか思い出せなく、苦労されていました。「いかに住まいの事を考えず、また見ないで生活しているのかがよく判りました。」と、ある受講者のかたが言われていたのが印象的でした。それでも皆さん何とか書き上げました。次に、居心地の良い場所になる可能性がある手法と、その事例写真を紹介しながら、判り易く説明しました。受講者はメモを取りながら、興味深く聴いていました。

後半は、自分にとって何が居心地の良い住まい・場所なのかを考えてもらい、前半に書いてもらった平面図の、どこを修正したらもっと居心地の良い住まいになるかを考え、平面図を修整してもらいました。一般の人にとっては大変難しいワークショップでしたが、皆さん熱心に考え、書いておられました。時間が限られており、修正図は最後まで書き終わらなかった方もいましたが、住まいを創る時の参考になったようです。アンケートでも皆さん好評でした。尚、当日セミナーのお手伝い戴いた河辺氏、遠野氏にも受講者へのアドバイザーになってもらいました。

次回は7月17日(土)に第4回「私とって豊かな住まいとは?〜自由な間取りの家を考える」が開催されます。
http://www.jia-kanto.org/members/event/event_m/lecture/bukai20100717.html

JIA関東甲信越支部住宅部会HP  http://www.jia-kanto.org/jutaku/
住宅部会市民住宅講座WG:児野 孝治(児野建築研究室)
posted by 住宅部会 at 11:31| 建築家と考える住まいづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月13日

JIA市民住宅講座 第3回講座が6月23日に開催予定です

「建築家とともに実現する、自分らしい住まい」
住まいづくりは本来、nLDKといった部屋数から考えるべきではありません。また性能のみを重視する傾向も偏った考え方です。「自分達らしい住まい」を実現するためには柔軟で、自由に、バランス良く考えることが大切です。事例を通して心地良い快適な住まいと暮らしを考えます。

日 時 :2010年6月23日(水)18:30〜20:30
会 場 :建築家会館 大会議室(東京都渋谷区神宮前2-3-18 建築家会館3階)
講 師 :高木恒英(株式会社インターセクション)     
     落合雄二(有限会社U設計室) 
コーディネーター :湯浅剛(アトリエ六曜舎)
参加費 :資料代¥1,000-(飲み物代含む)
申込方法:氏名、住所、電話番号、メールアドレスを明記の上、E-mailまたはFAXにてお申込み下さい。E-mail:jutaku@jia-kanto.org /FAX:03-3408-8294
詳細はこちら
http://www.jia-kanto.org/members/event/event_m/lecture/bukai20100623.html

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幕張本郷の家(インターセクション)             北浦和の家(U設計室)

奮って御参加下さい!!

posted by 住宅部会 at 12:27| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月25日

建築家と考える住まいづくり2010 第2回(5月)セミナー報告

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2010年度 OZONEセミナーの報告「建築家と考える住まいづくり」「快適な我が家実現のためのケーススタディ」
第2回セミナー 「我が家の暮らしを見つめ直そう〜夢・希望・要望の上手なまとめ方、伝え方」 2010年5月15日(土)11:00〜12:30 於 新宿OZONE 

「自分の家を持つ時に、我が家はどんな家にしたい?夢や、希望を実現するために建築家など、家づくりの専門家にはどのように伝えたら、思いのままに伝わるのか、伝えるべきポイントを整理して考えてみよう」と試みのセミナーを講師に高橋隆博(アトリエ秀)、コーディネーターに近藤昇(近藤総合計画事務所)の2人で開催しました。

講師の高橋さんは同じ条件で100人の建築家へ頼むと、100通り以上の案が出るほど考え方は多種に渡る話を切り口にしてハウスメーカーや建売業者と建築家との違いを解説しました。要望を伝えるに当たり、要望書と言う伝達方法を使いながらどの様なことを書いても、建築家はその表現より、その中に含まれる内容を読み解きすることを大切に考えている話も解説しました。住まいづくりでの「建て主の役割や建築家の役割」から実際にある要望書を映し出しながらこのような要望書で良いのかどうか?説明をしました。

解説の終了後、実際の要望がどの様な実施例になったのかを「吹き抜け空間」「居間」「トイレ」「浴室」等のキーワードを使い実例を映し出しながら解説をしました。その後に近藤も同じキーワードで建築家によっての違いを、実例を映しながら解説しました。2人の違いが良く分かり面白いと思いました。

最後には疑似体験として参加者に、実際に要望書を作成してもらい高橋さん、サポートの大川さん、近藤の3人が話し合いや解説を行いました。今回は申込者が5名と少なかったですが全員出席となりました。又、出席者の方々は現実に計画を持っている方が多く、要望書は具体的なものでした。その話し合いや解説は真剣で熱が帯び、時間は大幅にオーバーしてしまい制限時間の13時に限りなく近づいてしまいましたが、参加者の方々には建築家と話をする良い機会となったのではないかと思いました。もう少し時間配分を考えれば良かったかなと反省をするところです。

次回は6月19日(土)に第3回セミナー「私にとって豊な住まいとは?〜居心地の良い場所づくり」が開催されます。
http://www.jia-kanto.org/members/event/event_m/lecture/bukai20100619.html

JIA関東甲信越支部住宅部会HP  http://www.jia-kanto.org/jutaku/
住宅部会市民住宅講座WG:近藤 昇(近藤総合計画事務所)
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2010年05月13日

「早春の山梨セミナーとバス散策会」レポート

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4月15日、アメリカ広葉樹輸出協会主催、住宅部会共催の「早春の山梨セミナーとバス散策会」がおこなわれました。

新宿よりバスで一路、小淵沢のリゾナーレに午後着き、13時半からセミナーを始めました。環境問題が叫ばれる中、海外と日本の木材及び森林保護に対する考え方が話され、木材の伐採のサイクルを守りつつ貴重な森林資源を作っていく事を改めて確認しました。アメリカ側からのJohn Brown氏、Tullio Inglese氏スライドを見るにつけ、日本側からの児野氏作品と共通する所が多くありました。又、長野の片倉氏、山梨の網野氏の話も古い民家の改修事例など興味深いものでした。
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リゾナーレの露天風呂、教会(クラインダイサム氏)を見つつ、翌日は、山梨の網野氏から紹介のあった民家見学よりスタートし、次に中村キース・ヘリング美術館(北川原温氏)へ。ダイナミックな空間が林の中にある感覚を実感し、横にあるスパを特別に見せて頂いた。この小さな施設には色々な仕掛けがあり、今回参加されなかった方は見る(体験する)価値があると思います。

そこから茅野の藤森氏の神長官守矢資料館と空中の茶室を見学へ。私は今回で三回目の訪問ですが、いつ行っても新しい発見があります。六年位前に行った時は、藤森氏のお父様が館長をしていて、「いつも息子がお世話になっています。」と深々と頭を下げられたのを覚えています。もちろん、伺った我々建築家5〜6名で、藤森氏にお会いした事がある者は誰一人なかったのですが・・・午後は清春白樺美術館(谷口吉生)へ。最近よくある巨大美術館の空虚さがない住宅スケールのすごく落ち着く建物で、これでいいのだという気がしました。

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午前中に見学した村野氏が設計した美術館は、私が15年位前に近くで別荘を設計していた際に帰りによく立寄って見ていて、その頃は林の中のグレーな建物で人もいず、私が行くと、レース内照明を順次付けてくれるという雰囲気で、とても幻想的でした。また、一年前に行った時は、メンテナンスが悪くレースもシミだらけで町が募金活動をしていました。今回見て、レースは貼りかえられ良くなっていて安心しました。その他、梅原龍三郎アトリエ(吉田五十八)、白樺図書館(佐々木喬)などを見て、夕方新宿に帰りました。二日間でしたが、セミナーあり見学ありで充実した日程でした。

今回の担当の方、アメリカ広葉樹輸出協会の方、本当にありがとうございました。

(記)住宅部会会員:三澤 護
posted by 住宅部会 at 22:30| セミナー・シンポジウム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5/12 SUMAIセミナーPART11第2回(5月)セミナー報告

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5月12日(水)京橋のINAX:GINZAにおいて
SUMAIセミナPART11 第3回セミナー
『建築家とのリノベーション』〜賢く住み継ぐために必要なこと〜
が行われました。(コーディネーター:鈴木利美 講師:河辺近 三上紀子)
まず最初に河辺さんよりリフォームを考える際に知っておきたい基本的な事柄の説明がありました。戸建と集合住宅の場合の相違点、構造形式によって生じてくる違い(可能な事、不可能な事)、設備的な制約等々広範囲にわたる話ですが、どれも計画に影響するとても大事な話だと思います。また住宅版エコポイントについても説明をして頂きました。
河辺さんからは「何のためのリフォームなのか」を考える事と建築家に自分の意思をはっきり伝える事の大切さが実例を交えて説明されました。
休憩をはさんで三上さんより、1件の実例(マンションのスケルトンリノベーション)をドキュメント形式に、相談の始まりから、設計段階の事、現場が始まってから工事監理に行った事の話、引き渡しに至るまでたっぷり話して頂きました。工事が完成し、住んでしまえば見えなくなってしまう裏方の部分や、完成時の綺麗な写真を見るだけでは想像がつかない、現場での問題と判断の連続の話には、参加者も驚かれたのではないでしょうか。是非リノベーションを考えている方には聞いて頂きたいセミナーとなりました。

第3回のセミナーは6月16日(水)18:30〜20:30
場所は同じく、INAX:GINZAにおきまして、
住まいづくりの書籍に関わられたフリーライターの方を聞き手としてお呼びして、建築家に思うがままに疑問等をぶつけて頂くトークイベントを企画しております。これまでのセミナーとは違い、建築家からの一方向的な話では無く、一般市民の目線からの話はきっと楽しいトークイベントになると思います。是非ご参加ください。
詳細、お申し込みはこちらよりお願いします。


(宮島亨/V建築設計室)

posted by 住宅部会 at 18:35| SUMAIセミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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